日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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探究の過程において生徒と教員が感じる困難に関する調査と指導事例
*鈴木 崇広
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抄録

本研究では,埼玉県の「県立高校学際的な学び推進プロジェクト」に指定された県立高等学校において,2学年の生徒が個人探究活動を開始する直前期に生徒と教員に対して「探究の過程」の困難さについて調査した.88%の生徒が「課題の設定」に困難さを抱えており,「やりたいことが見つからない」と回答した.記述調査によると,受動的な教育に慣れ「普段から物事を疑問に思う習慣がない」や,「自分のことを理解していない」,「ネットで調べれば答えが出てくる」ことが理由として挙げられる.教員に対する調査でも「テーマ設定,道筋の指導」に対する不安が明らかとなった.現時点では,アンケート調査の分析にとどまっているが,今後継続的に調査・研究を進め,探究活動のモデル校となるよう支援したい.

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