日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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学校教育段階におけるデータサイエンスのカリキュラム開発に関する一考察
-IDSSPのカリキュラムフレームワークに着目して-
*塩澤 友樹
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抄録

本研究の目的は,IDSSPのカリキュラムフレームワークに着目し,日本の学校教育段階におけるDSのカリキュラム開発に向けた示唆を得ることである.この目的に対して,本研究ではIDSSP(2019)について文献解釈し,現行学習指導要領と関連付けて考察した.その結果,(1) 高等学校段階において,基礎科目と学校毎にカスタマイズできる選択科目の2科目を設けること,(2) 科目の学習時間として,4単位分の時間を確保すること,(3) 学習の基本サイクルを意識しながら,統計学とコンピュータ科学の両方を考慮し,コンピューティングやシミュレーションを取り入れること,(4) 基礎科目では,DSの意義を含めデータを扱う基本的な知識や技能を身に付けさせ,選択科目で,高大接続に向けた内容を扱うこと,(5) 基礎科目では,動機付けを重視しながら経験的かつ系統的に統計(データ)の基礎内容を扱うことの5つの示唆が得られた.

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