日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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論文集
米国ニューヨーク州における2019年と2024年実施の標準到達度テストの比較研究
―旧スタンダードと新スタンダードの問題の分析を通してー
*山中 謙司古屋 光一
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抄録

ニューヨーク州は理科の標準到達度テストを4年生(小学校4年生)と8年生(中学校2年生)を対象に,毎年,全児童・生徒に実施している.このテストはニューヨーク州の旧スタンダード(1996)が公開されて以来,その旧スタンダードに基づいて開発された.その後,全米でNGSS(2013)が公開され,それを受けてニューヨーク州のスタンダード(NYS P-12 SLS,NGSSに準ずる)による授業が2017年から始まった.これに対応した新たな標準到達度テストが2024年,今年の4月に初めて実施された.本研究では旧スタンダードと新スタンダードの問題の相違点を明らかにする.これを通してNGSSの下で児童・生徒が身に付ける学びがどのようなものかを示す.

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