主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
本研究の目的は,中学校数学科におけるリスクを扱った教材研究と授業実践を通して,教材開発の要件と授業で扱う上での留意点を導出することである.中1を対象に「フード・マイレージ」を題材として,「静岡市のCO₂削減目標を達成するためには,どのくらいの食材を地産地消すればいいだろうか」という課題を設定し,教材開発及び授業実践と分析を行った.考察の結果,リスクを数学で扱う上で望ましい教材の要件として,自分ごととして実感できる教材であること,様々な教科で解決が必要な教材であることの2点が得られた.また,リスクを数学の授業で扱う留意点として,意思決定・判断する場面を設定すること,他教科との往還を意識することの2点が得られた.