主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
本研究では,地域に応じた防災知識の習得と,災害の「自分事化」を目指す防災学習活動を設計した.防災マップ作成支援システムを用いたフィールドワークにより地域の防災情報を収集する活動の後に,タイムライン表現を取り入れたワークシートを用いて災害時の状況をイメージし自分事化を促す活動を取り入れた.この学習活動を高等学校における授業として実践し,その学習効果を検討した.この結果,防災意識の向上と共に,学習者が自分事として災害時の状況をイメージできるようになったことが示された.特にワークシートを用いた活動では自助だけでなく共助に関する行動の記述も認められた.防災知識を得るだけでなく,その知識に基づいて災害発生時の状況や自らの行動を考える活動を実現できたと考えられる.