日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 72
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論文集
数学カリキュラムにおける「1とみる」の再定位
―ビッグアイデアとしての教育的意義―
*大谷 洋貴, 小泉 友, 尾形 祐樹, 岡本 真優子, 落合 達也, 髙井 淳史, 石井 雅幸, 阪本 秀典, 渡辺 秀貴
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抄録

本稿の目的は,「1とみる」が数学カリキュラムにおけるビッグアイデアとして位置づけられることを論じることである.ビッグアイデアの選定基準が明確でないことを踏まえ,まず,ウィギンズとマクタイの『理解をもたらすカリキュラム設計』をもとに,その特徴を5つ(体系化の視点,転移可能性,教科中核性,看破必要性,設計基盤性)に整理した.そして,「1とみる」がこれらの特徴を満たすことを述べた.すなわち,それは算数・数学科の多くの内容領域に関わり,単元や学年や教科を超えて繰り返し登場し,熟達者の理解の中心にあり,学習者による看破が求められ,数学の授業やカリキュラムを設計する際の基盤になり得るものである.

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