日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 135
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論文集
STEAM教育連携の視点に基づくデザイン思考の探索的検討
*磯部 征尊伊藤 大輔平林 千恵向田 識弘紺谷 正樹
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抄録

本研究の目的は,日本発のSTEAM教育におけるデザイン思考を体系化し,各学術分野を架橋する方法を探究することである.山崎(2020)は,エンジニアリングを人類の利益のための知識や思考体系と定義し,デザイン思考の重要性を強調する.デザイン思考とは,ユーザー中心の問題解決アプローチであり,Empathize(共感),Define(定義),Ideate(アイデア出し),Prototype(試作品作成),Test(テスト)のプロセスを通じて進行する.そこで,本研究では,デザイン思考に関連する思考の種類を整理すると共に,教育実践への協力者を募り,どの教科でどのようにこれらの思考が活用できるかを検討した.対象期間は,2023年4月から2025年3月までの2年間であった.その結果,思考の種類を抽出した際,Empathizeが最も多く24個,次いでDefineの16個,Ideateの14個が確認された.本研究結果からは,各教科で思考を育成することが,STEAM教育の実践において必要不可欠であることが推察された.

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