日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 226
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論文集
ドイツ科学系教科におけるプロジェクトの提案段階の指導と支援
―in Projekten Serieにおける前期中等教育段階の化学分野と物理分野の事例に着目して―
*大川 翔平遠藤 優介山本 容子
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抄録

ドイツの化学分野および物理分野のプロジェクト授業における提案段階の指導と支援について,in Projekten Serieに掲載された32事例を分析した結果,以下の3点が明らかになった.(1)提案段階では,教師が中心的な役割を担っていること.(2)教師の働きかけは次の4パターンに分類されたこと: ①実社会の科学技術の紹介や体験活動の実施,②化学物質や物理法則を活用した製品開発の提案,③科学技術が関連した地域の社会的諸問題に直面する場面の設定,④生徒に好まれる活動形態を取り入れた授業の提案.(3)生徒の思いつきは,教師が対象と方法を科学に方向づけた形で具体化,あるいは仕組みの理解が可能な代替物への置き換えを行うことで科学系教科におけるプロジェクトの構想につながっていたこと.

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