主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
現代社会では身体と心の調和を取り戻し,持続可能なウェルビーイングを実現する教育アプローチが求められている.本研究では,跡見順子教授が提唱する「身心一体科学」と「芸術思考」の統合的アプローチの可能性について,先行研究を踏まえて理論的考察を行った.身心一体科学の体軸制御調律運動による細胞レベルでの活性化効果と,芸術思考の創造プロセスにおける共感的理解の促進効果を組み合わせることで,多重知能の活性化と探究力の向上が期待される.この統合的手法は,AIには代替できない人間固有の身体性と創造性を育む教育的基盤として機能すると考えられる.統合ワークショップの設計提案を通じて,日本発のウェルビーイング教育モデルの構築可能性を示した.今後の実証研究により,その教育的効果の科学的検証を目指す.