日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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論文集
算数科において具体物を利用した子どもの操作活動で起こる「行為の淀み」
*石井 康博陳 臆全
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抄録

 算数科「数と計算」領域の授業における数的活動を,幼児教育の先行研究を援用し,5つのカテゴリー(「分類」,「関係」,「数えること」,「ダイナミクス」,「パターンと形」)により分類した結果,5つのカテゴリーに含まれない活動(「その他」)が確認され,「その他」の割合が全体の51.8%であることが示唆された(Ginsburg,Inoue,&Seo,1999;石井,2013).そこで,「その他」が5つのカテゴリーと関連して,ひとつのまとまった活動過程において,どういった特徴および機能を有しているのかを検討するため,質的な事例解釈を行った.  その結果,具体物に対して「その他」がいくつかの制約を受けながら,「行為の淀み」(佐々木ら,1998)と機能上重なる特徴をもち,操作活動の過程で起こることが示唆された.

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