小学校4年生国語説明文教材「キョウリュウの話」の参考に、図鑑を見せて、その時の子どもたちの情動的興奮の変化をGSR (Galvanic Skin Reflex)を使ってみた。ひとつひとつの図に、反応人数の増加減少が対応して現象し、個人のGSR反応もそれと同一傾向を示した。とくに、教室の半分の生徒に見せると、残りの生徒に反応は出現しなかった。生徒は恐竜の名前をよく知っていて、とくに人気のあるステゴザウルス、アロサウルスなどでGSR反応が大きかった。見せながら、教師が、ひとつふたつ質問をすることが、反応の持続に有効であった。