外科と代謝・栄養
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特集  「消化器癌周術期におけるONSのエビデンスと意義」
ONSの種類(成分)別
井田 智山下 晃平江藤 弘二郎松本 千尋小澄 敬祐原田 和人岩槻 政晃
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キーワード: 消化器癌, 周術期, ONS
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2025 年 59 巻 4 号 p. 80-83

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抄録

 消化器癌周術期における栄養療法は, 術後合併症の軽減や生活の質の維持, さらには長期予後にも影響を与えうる重要な支持療法である. なかでも経口摂取が可能な患者に対しては, 経口栄養補助食品 (oral nutritional supplements: ONS) が非侵襲的かつ導入しやすい手段として広く活用されており, 近年では成分ごとの特性に応じた製剤選択が求められている.
 本稿では, ONSを成分別に分類し, その特徴と周術期におけるエビデンスを概説する. 術前では免疫調整栄養剤による合併症低減効果, 術後では十分な摂取量が鍵となることが報告されている. ONSを癌治療戦略の一環として適切に活用することにより, 治療成績の改善や長期予後の延長に寄与することが期待される.

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© 2025 日本外科代謝栄養学会
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