(株) Equosリサーチ札幌研究所
1990 年 11 巻 1 号 p. 8-17
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電極表面は電解質溶液にかこまれているため, 赤外, ラマン等の分子分光法による表面研究は超高真空及び気相中での金属表面研究に比べて大幅に遅れていた。しかし, この10年の間に事情は一変し, 電極/水溶液界面における分光学的研究は飛躍的に発展した。本稿ではこの間のin-situ赤外反射分光法の発展及びそれによる研究に焦点をあて, 電極/水溶液界面における分子, イオン吸着, 電子移動反応の中間体, 単結晶電極表面の赤外分光観測等についてこれまで得られた結果を概観した。
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