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Print ISSN : 0289-6540
新しい入力デバイス : 記憶ペン
鍋島 伸司山本 晋一郎阿草 清滋
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1996 年 13 巻 4 号 p. 4_327-4_336

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抄録

既存の入力デバイスが持つ使いやすさと携帯性の両立という問題を克服するために,記憶ペンを開発した.記憶ペンは通常のペンと同じ外観を持ち,筆記内容をペン自身が記憶することができる.そのため,携帯性が高い,普通の紙に書くことができる,通常のペンと同じ感覚で筆記できるといった特徴を持つ.記憶ペンは,ペン先のCCDによって内蔵するメモリに画像系列を取り込むが,CCDの視野の制約から全体像を取り込むことができないため部分像を取り込む.本論文では,取り込まれた部分像系列から全体像を再現するアルゴリズムの提案とその評価を行う.実験結果より,文字を書く速さは再現成功率にあまり影響を与えないこと,文字の大きさや間隔の変化に対する再現成功率の変動が大きいこと,文字の大きさを制限を満たせば,200-300文字程度の練習により約90%の再現成功率が得られることなどが判明した.

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© 1996, 日本ソフトウェア科学会
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