2026 年 12 巻 2 号 p. B_12-B_19
本研究は、群馬県前橋市の循環バス「マイバス東循環」を対象とし、バス停のバリアフリー化に関する実態把握と市民団体等と自治体との情報交換による改善活動の評価をすることを目的とする。2022 年に第 1 回調査を実施し、車いす利用を想定しバス停周辺のバリアを把握した。調査から得られた問題個所の改善を前橋市に要望書として提出し、対応についての回答を得た。2024 年に行った第 2 回調査では第 1 回調査の要望や回答を基に改善状況を調査し、調査結果について自治体と情報交換をした。その結果、軽微な整備で対応できる問題個所の改善が認められた。一方でバス停付近の路面の不整、歩道の狭窄の改善については道路整備、補修が必要であり中長期を要するため改善は認められず、今後も市民団体等と行政との継続的な情報交換が必要であることが明らかになった。