交通工学論文集
Online ISSN : 2187-2929
ISSN-L : 2187-2929
特集号A(研究論文)
ニューラルネットワークを用いた路線バスの遅延時間予測
轟 朝幸川崎 智也野村 大智横関 敬裕
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 3 巻 2 号 p. A_202-A_207

詳細
抄録

現在、バスロケーションシステムによって推定されている路線バスの到着時刻は、実績値と推定値が乖離していることが少なくない。そこで、該当する便の停留所停車時間等を考慮し、ニューラルネットワークを用いて到着時刻の予測モデルを構築した。その結果、直近停留所における予測では±3 分の範囲で約 99%、±1 分の範囲でも約 91%の的中率となったが、最も距離が離れているバス停からの予測においては、±3 分範囲で約 80%、±1 分範囲では約 35%にとどまった。しかし、既存のバスロケーションシステムと本研究で提案した遅延時間予測モデルを比較すると、同様の条件下において±3 分範囲での的中率は約 10 ポイント精度が向上し、その有用性を示すことができた。

著者関連情報
© 2017 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top