2018 年 4 巻 1 号 p. A_55-A_63
本研究では,通行機能が期待されるものの,それに見合う速度サービスが実現していない道路構造等の要因について容易に明らかにし対応策を見出す手掛かりとすることを念頭においている.具体的には,50~65km/h の旅行速度を有するとされる中間速度層をカバーする 50km/h 以上のサービスを実現するための道路構造条件等を多車線道路および2車線道路の別に明らかにした.この中では,共通条件分析,付帯条件分析というアプローチを提案するとともに,道路交通センサスデータ等を用い全国の都道府県道以上の道路を対象に分析を行っている.また,ここで得られた値を国道バイパスに適用し,性能照査分析に活用できそうであることを確認した.