2022 年 8 巻 3 号 p. 20-29
合流支援情報提供システムによる自動運転車に対する合流支援について、交通シミュレーションにより効果分析を行った。具体的には、合流部ミクロ交通シミュレーションを構築したうえで、合流支援情報提供システムを組み込み、合流車と本線車の減速車両台数、合流車や本線車の区間別急減速車両台数、合流車と本線車との TTC や相対速度、危険事象割合を算定した。その結果、DAY2 システムは DAY1 システムと比べて高い合流支援の効果が得られること、DAY1 システムは本線車との速度差が少なく、システムの遅延時間が少ない場合に合流支援の効果が高いこと、DAY2 システムによる合流支援の効果を得るためには一定のセンサ検知区間が必要であり、情報提供開始位置が HN から 130m 手前の場合はセンサ検知区間の長さは 140m 以上必要であることを明らかにした。