2023 年 9 巻 2 号 p. A_44-A_53
本研究ではライドシェアサービスが利用可能な状況下を想定し,Solo Driver(SD),Ridesharing Driver(RD),Rider(R)の 3 主体を設定し,時空間ネットワーク上における各主体のシステム最適条件を満たすフローを算出するモデルを構築する.ライドシェアサービスでは同乗者は運転手の車両と一緒に移動する必要があり,外出後に帰宅できない可能性もありうることを考慮するため,需要をトリップ単位で与える「トリップベースモデル」に加え,3 主体の構成員の活動時刻の変更および活動の取りやめも考慮可能な「アクティビティベースモデル」を構築する.構築したモデルを仮想ネットワークに適用し,トリップベースモデルにおけるパラメータの感度分析を行う.さらに,トリップベースモデルとアクティビティベースモデルの比較分析を行う.