主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 158-164
アメリカでは反転交差点(Alternative Intersection)と呼ばれる交差点形式の一種である Continuous Flow Intersection(以下、CFI)の導入が進んでいるが、2025 年現在、日本での導入実績はない。本研究では、CFI の日本への導入に向けた検討の一環として、当該交差点の日本人ドライバーへの受容性評価を行う。具体的には、日本は面積の制約や歩行者の状況がアメリカとは異なるため、日本に適用可能な CFI の構造を提案し、その構造に対してドライビングシミュレータによる走行実験とアンケートによるドライバーの主観的な受容性の調査を行った。その結果、従来型の交差点と構造が大きく異なる箇所で誤進入が発生し、ドライバーにとって迷いや不安感も大きいことが明らかとなった。また、導入の際には CFI 構造の事前周知と誤進入対策が非常に重要であるなどの今後の課題を明らかにした。