交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
会議情報

第 45 回 交通工学研究発表会
ニューラルネットワークを用いた交通事故リスク予測と施策効果の定量化
米澤 咲希細江 美欧桑野 将司南野 友香
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 14-19

詳細
抄録

効果的な交通事故対策のためには,定量的根拠に基づく施策の立案が必要である.本研究では,交通事故リスク予測モデルを構築し,施策効果の定量的な把握を目的とする.実証分析において,鳥取県鳥取市中心部を対象に,顕在的危険を表す交通事故発生箇所データと潜在的危険を表す自動車の急減速発生箇所データを用いて交通事故リスクを定義する.そのうえで,ニューラルネットワークを用いて,交通事故リスクに道路周辺環境が与える複合的な影響をモデル化する.そして,構築したモデルにより,交通事故リスク低減に対するゾーン 30 設置効果を定量化する.分析の結果,交通事故リスクが高い小学校周辺地区における顕著な効果が明らかとなり,児童の登下校時の安全性向上に資する施策としてのゾーン 30 の有効性を定量的に把握できた.

著者関連情報
© 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top