交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
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第 45 回 交通工学研究発表会
AI を用いた首都高渋滞予測の高度化の検討
板橋 昂汰桂 聡難波 尚樹藤本 想隠田 歩乃加小暮 佑亮立澤 智春
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会議録・要旨集 認証あり

p. 719-722

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抄録

首都高速道路では,現在,首都高全線の日単位の渋滞の程度を 4 ランクで表す渋滞予想カレンダーを公開している.しかし,ランクの的中率が約 8 割に留まってることや,個々の利用者への情報提供に対応していないことが課題である.そこで本稿では,渋滞指標を高度に予測する手法を検討する.具体的には,AI を用いた予測の検討によって,曜日等のトレンドや事故等の突発事象が渋滞予測に大きな影響を与えることを示す.また,首都高全 OD および時間帯別の所要時間予測への拡張に向けて,ある OD を例に,朝ピーク時の所要時間の予測手法の検討を行う.

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