主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 750-754
近年高速道路の混雑状況を考慮した料金施策が検討されてきており,施策評価のための時間帯別交通配分手法の精度向上が求められている.そこで本研究では時間帯別均衡配分で用いられる時間 BPR 関数の精度向上と ETC データによる精度検証方法の検討をした.まず,車両感知器から得られた交通量と所要時間の 1 時間値を 1 分毎に算出する連続 1 時間値を活用しつつ,従来の BPR 関数の課題を踏まえ,自由流と渋滞流を適正に表現可能な修正 BPR 関数を示した.次に, ETC データの集計方法を検討し,大きいばらつきの抑制方法や,交通量―所要時間関係に基づいて修正 BPR 関数の精度検証ができるように工夫した.精度検証の結果,修正 BPR 関数は,連続1時間値でみられた所要時間増加傾向を表現して精度を向上できることが分かった.