主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 828-835
都市の道路空間は「車中心」から「人中心」への転換が求められ、多様な活動を受け入れる空間としての利活用が注目されているが、現状は商業活性化に偏った傾向が見られる。本研究は、地域特性に応じた道路運用を検討するため、道路交通法に基づき制度化された「歩行者用道路」に着目する。東京都の歩行者用道路を対象に類型化を行い、交通規制関連の公的データを元に構築した GIS データベースを用いて各類型の立地特性を把握した。さらに、多様な活動を受け入れる見込みのある道路に注目し、地域での活用可能性と安全確保に関する課題を検討した。その結果、3 つの道路類型の規制内容と立地特性を明確にし、特に都心部の住商混在地域に立地し長時間開放される道路は、多様な活動を受け入れる空間としての可能性を示す一方、安全性での課題も確認された。