追突事故などの車両相互事故が多く発生している名古屋高速道路 3 号大高線上り笠寺入口付近を対象として,非常停車帯に簡易情報板を設置した交通事故リスク情報提供の実証実験を行い,車頭時間の観点からその効果を検証した.実証実験は,リアルタイムで取得した情報から 5 分後の交通事故リスクを予測し,交通事故リスクが高まった際に,前方車との車間距離や前方車のブレーキに対する注意を促す 3 パターンを簡易情報板で表示し,ドライバーに対して交通事故リスクが高まっている旨を情報提供した.その結果,情報提供により簡易情報板を確認しやすい第 1 車線で車頭時間の増加が確認され,特に「前方車との車頭距離注意」という案内が交通の整流化に寄与することが明らかとなった.