主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第46回交通工学研究発表会
回次: 46
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2026/08/04 - 2026/08/06
p. 87-94
本検討は,高速道路の渋滞対策に伴う CO2排出量評価に必要となるマクロシミュレーションモデルのパラメータとして使用する自由流速度の精度向上を目的として,感知器データと縦断勾配を用いた自由流速度推定モデルを構築したものである.はじめに,感知器データから作成した QV 図に対してランダムフォレストで自由流と渋滞流を分類し,ホッケースティック回帰により自由流速度を過大推定しない手法を提案した.さらに,縦断勾配から算出した位置エネルギーを基礎とし,空気抵抗,規制速度,反応遅れなどを組み込んだ自由流速度推定モデルを構築し,ベイズ最適化によりパラメータを推定した.その結果,感知器が少ない区間においても,縦断勾配の変化を考慮した自由流速度の推定を可能とした.