主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第42回交通工学研究発表会
回次: 42
開催地: 早稲田大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2022/08/09 - 2022/08/10
p. 269-275
関越道(下)の片側 3 車線区間である東松山 IC~嵐山小川 IC では、車線境界線や車道外側線の内側に緑線の路面標示を施工する「車線キープグリーンライン」を、全国の都市間高速道路で初めて渋滞対策として実施した。本研究では、この車線キープグリーンラインの効果検証を目的として、交通容量分析と車線利用率分析、車線変更状況分析を行った。効果検証の結果、上流側で当初第 1 走行車線と第 2 走行車線を利用していた車両が、当該車線を利用し続けるようになり、その結果として追越車線利用率が低下することや、車線変更回数が減少することを把握した。このような交通挙動になったことで、渋滞発生時交通流率が増加した。車線キープグリーンラインは、渋滞対策効果があり、簡易的なソフト対策として機能することを明らかにした。