主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第42回交通工学研究発表会
回次: 42
開催地: 早稲田大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2022/08/09 - 2022/08/10
p. 311-318
交通安全教育の一つとして,危険予知訓練(KYT)の実施が進められている.従来のKYT教材に使用されるメディアの多くは三人称視点であり,静止画像であった.一方,近年のVR技術の発展により,一人称視点かつ360度全方位確認可能な実写VR教材を作成することが可能になりつつあるが,学習過程における視線挙動と教育効果との関係については明らかになっていない.そこで本研究は,VR教材と写真教材による交通安全KYT過程の視線計測を実施し,学習過程における視線挙動が教育効果に与える影響を分析した.分析の結果,VR教材と写真教材では視線挙動が異なるが,交通安全意識についての短期的・中期的な教育効果はどの教材でも違いはなく,視線挙動との関係性は見られなかった.