主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第42回交通工学研究発表会
回次: 42
開催地: 早稲田大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2022/08/09 - 2022/08/10
p. 47-50
交通死亡事故数は、これまで関係諸機関で講じられてきた交通安全対策が効果をあげ、減少傾向にある。今後、この数のさらなる低減へは、ドライバーの認知エラーの要因一つひとつを解明した対策の検討が必要である。本研究では、信号交差点における右折車と対向直進車の衝突事故、いわゆる右直事故に着目し、その予防策を検討した。具体的には、“ドライバー自身の『思い込み』を除去することが認知エラーを防止する最善の予防策になる”との仮説を置き、信号交差点における右折挙動調査を実施した。そして、対向直進車の短い車頭間隔で右折する車両と長い車頭間隔で右折する車両の挙動比較を通じて、本仮説を実証すると共に、認知エラーの対策要件として、思い込み自体の是正、思い込みのきっかけ除去、思い込みによる影響連鎖の遮断、の 3 つを導出した。