交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第42回交通工学研究発表会
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第 42 回 交通工学研究発表会
オンデマンド型乗合交通の配車アルゴリズムにおける所要時間に関する目的関数の影響分析
上条 陽パラディ ジアンカルロス髙見 淳史
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p. 805-812

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抄録

本研究は、都心業務地区を対象地域に、車両台数の足らない状況において、Alonso-Mora らによる配車アルゴリズムによる乗車定員 4 名の相乗りタクシーの配車・運送をシミュレーションした。その際、トリップ・車両の割り当てにあたって最小化する所要時間に関する目的関数について、乗客の増加所要時間に対する車両の拘束時間の重み付けWvを変数に 5 つのシナリオを設けて比較評価をおこなった。拒否リクエスト数について、乗車率や将来の逼迫度に合わせてWvを変動させて相乗りを促進することによって限られた台数でより多くのリクエストを受け入れられるという結果を示した。平均車内遅延時間が短いシナリオは、1 台あたり平均走行距離が長くなる逆相関の傾向が見られ、車内遅延時間と総走行台キロはトレードオフの関係にあることが示唆された。

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© 2022 一般社団法人 交通工学研究会
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