抄録
名古屋高速道路都心環状線・鶴舞南 JCT は交通量の多い 2 路線の合流部であり、車両相互事故が多く発生している。要因として、合流直後に車線変更する車両が多く存在し、危険な車両交錯が発生していることがあげられる。しかし、車線変更車両の中には、鶴舞南 JCT より下流側の道路ネットワークを踏まえると、合流直後に車線変更が不要な交通需要が大半を占める。そこで、鶴舞南 JCT 合流部における不要な車線変更の抑制を図ることを目的とした総合対策を令和 4 年 11 月に実施した。総合対策の一つとして分合流が短区間で存在する都市高速道路において全国初となる車線キープグリーンラインを導入したことから、本稿では鶴舞南 JCT 合流部の総合対策および都市高速道路での車線キープグリーンラインの検討経緯について紹介するものである。