抄録
本研究では、効果的な大型車の駐車マス増設手法を検討するため、大型車の V 字駐車マス導入前後の佐波川 SA(上)と、大型車の縦列駐車マス導入後の玖珂 PA(下)において、各駐車マスの利用実態を分析するとともに、NEXCO 西日本のお客さまセンターに寄せられたお客さまの声から、大型車の駐車マス増設手法に対する利用者意識を分析し、大型車の駐車マス増設手法を比較した。大型車の V 字駐車マスを導入した佐波川 SA(上)では、大型車の飽和度が低下するとともに、枠外駐車台数と駐車機会損失台数が大きく減少し、駐車マス増設による対策効果を確認した。V 字駐車マスと縦列駐車マスには、それぞれ利点と懸念事項があるものの、縦列駐車マスは懸念事項が多く、V 字駐車マスの方が最適な大型車の駐車マス増設手法であることを考察した。