主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第44回交通工学研究発表会
回次: 44
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2024/08/07 - 2024/08/08
p. 622-627
災害発生後は被災地の特定とそこまでの経路の迅速な把握が重要である.近年は DX 技術の防災計画への応用が進んでいる.本研究は,UAV(無人航空機)と人口流動ビッグデータを用いて,発災後早期に復旧すべき道路の提示に応用することを目的とする.発災後において,防災拠点,人口が集積している地点,および避難所を接続する道路の寸断状況について,UAV で効率的に巡回する手法を提案した.地点間の計算は TSP(巡回セールスマン問題)と経路探索を用いて行った. 平成 30 年 7 月豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町をケーススタディ地域として分析した結果,提案手法は静的データである国勢調査による巡回経路と比較して,より多くの人口が集積している地点間の道路寸断状況の元となるデータを取得できる可能性があることを示すことができた.