交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
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第 44 回 交通工学研究発表会
ベイジアン自白剤を用いた通学行動調査の信頼性向上とその実践
長谷川 裕修葛西 誠
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p. 681-685

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抄録

学生による通学時の不適切な交通行動は,教育機関と地域社会との関係に悪影響を与える.効果的な学生指導と地域社会との関係改善のためには,交通行動の実態を正確に把握することが必要不可欠である.しかし,従来の質問紙調査では主観的回答の信頼性に問題がある.本研究では,回答者から信頼性の高い回答を引き出すためにベイジアン自白剤(Bayesian Truth Serum, BTS)に基づくアプローチを採用し,Webアンケートを通じてデータを収集した.その結果,以下の2点が明らかになった.1) 信頼性の低い回答者の存在により,全体の回答が望ましくない方向に偏りやすい.特に不適切行動においてその影響が顕著である.2) 学生は実際の状況よりも現状を厳しく認識している.

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