2021 年 2021 巻 12 号 p. 8-11
日本における女性研究者比率は16パーセント台と、欧米諸国の半分程度だ。出産や育児などでライフステージの岐路に直面することも多い若手女性研究者の活躍を推進するために、JSTは駐日ポーランド共和国大使館と連携し、「羽ばたく女性研究者賞(マリア・スクウォドフスカ=キュリー賞)」を創設した。選考委員長を務めるのは、免疫学の分野で世界をリードするイェール大学の岩崎明子教授だ。これまでのキャリアから新型コロナウイルスの研究動向まで、濵口道成理事長がその思いを聞いた。