脳卒中
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原著
一地方病院におけるrt-PA静注療法適応例の検討
高橋 智子加藤 秀明大山 秀樹新妻 博
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2010 年 32 巻 6 号 p. 751-755

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抄録
【目的】地方病院でのrt-PA静注療法の現状を明らかにすることを目的とした.【方法】rt-PA静注療法を導入した2007年7月から2009年7月までの25カ月間に経験した脳梗塞の症例を対象とし,rt-PA静注療法を行った11例について検討した.【結果】11例のうち1例を除き治療効果を得ることができ,重大な合併症は認めなかった.軽症のためrt-PAを投与しない例の中に症状が悪化するものがあった.【結論】適正治療指針に従ってrt-PA静注療法を行うことにより,良好な成績を得ることができたが,当初軽症でrt-PAの適応なしと判断した例で後に症状悪化をみた例があり,軽症例に対する適応に関して検討の余地があると考えられた.
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© 2010 日本脳卒中学会
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