脳卒中
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原著
脳卒中データバンクからみた最近の脳卒中の疫学的動向
山口 修平, 小林 祥泰
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2014 年 36 巻 5 号 p. 378-384

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抄録
要旨:1999 年から2012 年まで脳卒中データバンクに登録された10 万例余りの急性期脳卒中患者データの中から,最近の脳卒中疫学に関連する内容について経年変化を中心に解析を行った.虚血性脳卒中ではアテローム血栓性梗塞・塞栓が31%,ラクナ梗塞29%,心原性脳塞栓26%で,経年的には心原性脳塞栓の増加傾向が認められた.心原性脳塞栓は加齢と共に増加し,80 歳以上で30%を占めた.発症-来院時間についてはTIA で2 時間以内の受診が増加しているが,その他の病型では著変が認められなかった.重症度に関しては虚血性脳卒中で経年的な軽症化が認められた.一方,退院時予後に関してはアテローム血栓性梗塞でのみ改善が認められ,他の病型については不変であった.高齢化に伴う心原性脳塞栓の予防対策の必要性およびt-PA 治療推進を目指した早期受診啓発活動の重要性が示唆された.
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© 2014 日本脳卒中学会
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