脳卒中
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原著
山形県の基幹病院における急性期虚血性脳卒中患者の頸動脈病変の特徴~頸動脈エコーと3DCT angiography からの検討~
小久保 安昭近藤 礼佐藤 慎哉園田 順彦久保田 功加藤 丈夫嘉山 孝正山形県対脳卒中治療研究会
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2017 年 39 巻 2 号 p. 113-118

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抄録
山形県の基幹病院における急性期虚血性脳卒中患者における頸動脈病変を評価し,その特徴を明らかにしたので報告する.発症2 週間以内に頸動脈エコーと3D-CTA で頸動脈病変の評価ができた510 例の急性期虚血性脳卒中患者を対象とした.510 例中,48 例(9.4%)で頸部内頸動脈に50%以上の狭窄を認め,32 例で70%以上の高度狭窄を認めた.総頸動脈mean-IMT は,アテローム血栓性脳梗塞(AT)で1.09±0.51 mm, 心原性脳塞栓症(CE)で1.06±0.42 mm, ラクナ梗塞で1.03±0.39 mm であり,AT およびCE において高い傾向であり,特に総頸動脈mean-IMT は他の臨床病型と比較してAT で有意に高かった.また,総頸動脈mean-IMT 1.1 mm 以上に有意に相関していたのは,T-Cho/HDL 値比,年齢であった.
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© 2017 日本脳卒中学会
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