脳卒中
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症例報告
破裂解離性椎骨動脈瘤に対する親血管閉塞術時に生じた迷入コイルをステントリトリーバーで回収し得た1例
白濱 麻衣 諸藤 陽一小川 由夏塩崎 絵理松永 裕希松尾 孝之
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2026 年 48 巻 2 号 p. 84-89

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抄録

58歳女性,突然の頭痛を主訴に前医へ救急搬送され,頭部CTにてくも膜下出血の診断,造影CTにて出血源が特定できなかったため当院へ転院搬送された.脳血管造影を施行し,左椎骨動脈—後下小脳動脈分岐部遠位に膨隆を認め,血腫の局在も一致することから同病変が出血源であると判断し親血管塞栓術を企図した.塞栓術終了後マイクロカテーテルを抜去したところコイル数本が逸脱し遠位血管へ迷入した.遠位血管へマイクロカテーテルを誘導後,ステントリトリーバーを展開,逸脱したコイルをステントリトリーバーとマイクロカテーテルの間に挟み込む様にマイクロカテーテルをリシースすることで逸脱したコイルを回収した.小口径血管や屈曲した血管へ細径カテーテルが誘導できれば,ステントリトリーバーを用いたコイル回収は有効な治療法と考えられた.

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© 2026 日本脳卒中学会

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