抄録
最近の実験では, mannitolには遊離基の捕捉作用物質 (fyee radical scavenger) の作用を持つことが確かめられつつあり, また, FCは高い酸素運搬能があり直径0.1μ前後の微細粒子であることに着目し実験を行った.
MmnitolおよびFCの単独投与に比し, 両者の併用投与は, 脳硬塞に伴うEEGの回復, 脳腫脹の抑制および出血性硬塞の抑制に明らかに有効であった.MannitolとFCの併用投与は, 実際の臨床例においても脳硬塞の新しい治療方法となる可能性が大きいものと考える.