ウイルス
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平成28年杉浦賞論文
C型肝炎ウイルスの増殖と病原性に関与するシグナルペプチドペプチダーゼ
岡本 徹
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2017 年 67 巻 1 号 p. 49-58

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抄録
 C型肝炎ウイルス(HCV)は,血液や血液製剤を介して感染後,高率に持続感染し,脂肪肝,肝硬変,肝細胞癌等の肝疾患を惹起するが,その発症機構は明らかにされていない.本稿では,HCVの増殖と病原性発現に関与するコア蛋白質のシグナルペプチドペプチダーゼによる切断のウイルス学的意義に関する知見を紹介する.
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© 2017 日本ウイルス学会
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