ウイルス
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総説
エアロゾルウイルス学ノススメII
西村 秀一
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2025 年 75 巻 2 号 p. 121-134

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抄録
COVID-19パンデミックをきっかけとして,それぞれの歴史を持つエアロゾル学とウイルス学が融合したような古くて新しい領域の研究が,今盛んである.この学際領域を仮にエアロゾルウイルス学と呼ぶ.本稿は,エアロゾル学に詳しくないウイルス学会員に対しこの領域の研究の面白さを伝える目的で,エアロゾルの基礎知識を含めこの領域のことを書いた総説である.実は本稿に先行し,日本エアロゾル学会学会誌『エアロゾル研究』に,本稿のいわば姉妹総説としての『エアロゾルウイルス学ノススメ』を掲載していただいている.ウイルスに詳しくない同学会員向けのウイルス学の基礎知識を含む総説で,彼らにウイルスに興味を持ってもらおうとしたものであった. このエロゾルウイルス学を成長させていくためには,エアロゾル学,ウイルス学の一方の知識だけでなく,双方の領域の知識をある程度持ったうえでのそれぞれの研究目標へのアプローチが必要である.そこは,ウイルス学にとってもまだほとんど手が付けられていないフロンティアである.ウイルス学会員の中からもこのフロンティアに乗り出す人が出てほしい.本稿はそうした気持ちで書いている.
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© 2025 日本ウイルス学会
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