愛知医科大学血管外科
2024 年 33 巻 1 号 p. 61-65
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慢性動脈閉塞症における下腿足部動脈血行再建術は包括的高度慢性下肢虚血を対象として行われる.他領域の血行再建同様,近年血管内治療デバイス,技術の進歩によりその適応は拡大しているが,①患者リスク,②下肢重症度,③血管病変解剖学的複雑性を考慮して至適血行再建法を選択する必要がある.したがって,われわれ血管外科医は,血管内治療,外科的治療の特徴をよく理解して,双方の血行再建手技の習熟に努める必要がある.現状での血行再建法について概説する.
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