水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
河床付着性生物膜による脱窒
川島 博之, 鈴木 基之
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1986 年 9 巻 4 号 p. 225-230

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抄録
河床付着性生物膜による脱窒を,上層における酸素消費と下層における脱窒という,二層モデルを作成することにより,検討した。このモデルは,生物膜内における拡散と反応速度,また界面における物質移動を考慮したものである。
パラメーター感度解析より,生物膜内の拡散速度,また,膜内の脱窒細菌密度が,その他の因子に比べ,単位面積あたりの脱窒速度に,大きな影響を与えていることが,明らかになった。
汚濁した河川では,流水中のDOが付着性藻類の光合成により,20g・m-3程度を示す場合さえ,2×10-6・g・m-2・S-1程度の脱窒が生じている可能性がある。
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© 社団法人日本水環境学会
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