紙パ技協誌
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酵素による紙パルプ製造工程のピッチコントロール
下戸 秀聡
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1999 年 53 巻 9 号 p. 1147-1152,050

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抄録
日本製紙株式会社 (当時十条製紙株式会社) が, リパーゼによるピッチコントロールについて発表してから今年で10年になる。この間日本製紙 (株) を始め, 各社の工場でリパーゼによるピッチコントロールが導入されている。
本講演では, リパーゼ (商品名, レジナーゼA2X) を使用したGP (Groundwood Pulp) 及びTMP (Thermo Mechanical Pulp) 製造ラインで, ピッチコントロールの工場実験を行った例を紹介した。従来からリパーゼが使用されているGP製造工程だけではなく, TMP製造工程での効果が確認されたことで, リパーゼによるピッチコントロールの応用範囲がさらに広がった。
今後酵素の利用がますます進み, 製紙産業の発展に貢献できることを期待している。
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