住総研研究論文集
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水害リスクを考慮した土地利用コントロールの実態とその可能性
姥浦 道生石坂 公一佐藤 健
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ジャーナル オープンアクセス

2013 年 39 巻 p. 61-72

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抄録

近年,洪水被害の多発と開発圧力の低下により,土地利用コントロールを通じて市街地の構造自体を水害に強いものへと変えていく必要性と可能性が高まってきている。また,東日本大震災の被災地では,土地利用によって津波リスクをマネジメントするための手法として,土地利用規制が積極的に用いられてきている。そこで本研究では,(1)洪水リスクに対する土地利用コントロールに基づく対応の実態を調査し,その課題を摘出すること(第2章),及び(2)東日本大震災の被災地における津波リスクに対する土地利用コントロールに基づく対応の実態を調査し,その課題の摘出すること(第3章),の二点を目的として行った。

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© 2013 一般財団法人 住総研
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