住総研研究論文集
Online ISSN : 2423-9895
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不動産信託及び定期借地権の普及方策の検討
高齢者福祉・まちなか居住に資する住宅保有とは
倉橋 透石丸 希桐生 幸之介小出 望美清水 隆博中村 研二樋口 秀光多 長温村上 卓也山田 剛志
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ジャーナル オープンアクセス

2013 年 39 巻 p. 165-176

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抄録

本研究会では,高齢者福祉やまちなか居住等に資するため,不動産信託や定期借地権を活用する場合のメリットや課題を把握するとともに,実際に制度を普及させるためにはどのような施策が必要か検討した。その結果,今後の課題として,「面積の広い高齢者住宅の供給促進」,「地域主体,コミュニティ主体の取組みによる高齢者住宅の整備に利用できそうな民事信託のモデルの開発」,「本研究で提案した不動産バンクが業としてみなされないような特例の必要性」,「定期借地権を用いた中心市街地の再開発とまちなか居住の促進の事例の蓄積」,「定期所有権についての検討」等があげられる。

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© 2013 一般財団法人 住総研
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