住総研研究論文集
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歴史的市街地における新旧住民による交流の可能性
福岡県八女市福島地区を中心事例として
加藤 浩司三栗野 鈴菜田口 紅音中島 宏典高橋 康太郎
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2017 年 43 巻 p. 91-102

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抄録

近年,歴史的市街地では,空き家を活用し,移住者を迎え入れ,地域の活性化を図る取り組みが盛んに行われている。こうした取り組みの中で地域へ入る移住者には,それぞれが望む暮らしの実現を図る一方,地元住民と様々な交流を育みながら地域社会を支える担い手となっていくことが期待される。しかし,歴史的市街地で,移住者が地域に根づくことは容易でない。本研究では,主として,重要伝統的建造物群保存地区を有する福岡県八女市福島地区での事例研究から,移住者と地元住民による交流の可能性について検討する。

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© 2017 一般財団法人 住総研
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