日本獣医師会雑誌
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産業動物臨床・家畜衛生関連部門
サラブレッド生産牧場で発生したLawsonia intracellularis感染症
遠藤 祥郎丹羽 秀和片山 芳也村瀬 晴崇佐藤 文夫頃末 憲治石丸 睦樹末吉 益雄
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2015 年 68 巻 4 号 p. 239-244

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抄録
2012年12月に北海道日高管内の1サラブレッド生産牧場にてLawsonia intracellularis(Li)感染症の発生が認められたことから,臨床・病原・免疫学的に検討した.当該牧場の当歳馬8頭中4頭で発熱,食欲低下,浮腫,白血球増多,下痢などの症状が認められたが,テトラサイクリン系抗菌薬により治癒した.発症馬4頭中2頭の糞便からLi特異遺伝子が検出された.一方,非発症馬の1頭からも検出されたことや,全頭からLi特異抗体が検出されたことから,当該牧場内では不顕性感染も含め当歳馬全頭が感染していたと考えられた.血清総蛋白は発症馬が最も低値を呈したが,非発症馬も2010年度・2011年度の同牧場の当歳馬の平均値と比較し有意に低かった.
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© 2015 公益社団法人 日本獣医師会
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