日本獣医師会雑誌
Online ISSN : 2186-0211
Print ISSN : 0446-6454
ISSN-L : 0446-6454
呼吸器症状が継続した肥育素牛の各種抗体調査成績
大元 隆夫原 文夫福田 智大前原 智宇谷 道弘板倉 悟加藤 義文
著者情報
キーワード: 子牛, 肺炎, 血清抗体調査
ジャーナル フリー

2000 年 53 巻 12 号 p. 815-819

詳細
抄録
1998年1-6月, 乳用ならびに交雑種肥育素牛600頭を飼育する島根県下の一哺育・育成牧場で, 哺育・育成牛群約100頭に発熱, 鼻汁の漏出を主徴とした呼吸器病が継続して発生し, うち34頭が死亡した.発症牛ならびに新規導入子牛の各種抗体検査の結果, 発症牛群では牛RSウイルスに対する抗体保有率が高く, 次いでパラインフルエンザウイルス3型, 牛アデノウイルス7型, Ureaplasmadimrsum, Pasteurellahaemolyticaなどであった.後2者は牛舎により陽性率が異なっていた.新規導入子牛では移行抗体と考えられるウイルスに対する抗体価が漸次低下し96日目までは上昇しなかったのに対して, U.diversumに対する抗体価は多くの子牛で56-96日に上昇する傾向を示した
著者関連情報
© 社団法人 日本獣医師会
前の記事 次の記事
feedback
Top